フィレンツェにきたら、ドゥオモだけは見たい!
そして登りたいと思っていた。
なぜって・・・
あの『冷静と情熱のあいだ』を読んだから(笑)
特に江國さんが書かれた赤の方がいい。
同じ女性だからかなぁ。感情がはいりやすいのよね。
このブログを書く前に、青と赤、両方読んでみた。
内容わかってるのに、ラストでやっぱり涙がでてしまう。
やっぱりいい作品だ。
ということで、ドゥオモのクーポラに登ってきました。
軽い気持ちで入ったのですが、実は、この巨大クーポラ、
463段もの階段を上がるのです!!
エレベーターなんて、ナイナイ。
大人がやっとすれ違えるほどの細くて、暗い階段。
足腰の弱い方、心臓が弱い方も難しいかと思います。
階段の途中に、いくつか小さな窓が作られていて、
そこから見える景色、そして吹いてくる風が心地よかった~。
これは、壮大なフレスコ画。
『最後の審判』がクーポラの内側に描かれています。
きれいなステンドグラスもあったみたい。(旦那さんのデジカメにはいってた)
休みながらも、ひたすら頂上目指して、登り続けました。
だんだん無口になってくる二人(笑)
ほんとにしんどい。
そして、ようやく屋上へ!!!
来ちゃった。
アオイと同じセリフ。
目の前にすばらしい景色が待っていました。
すばらしいしか出てこないくらい、綺麗な街並み。
ここフィレンツェでは、建物の色や高さなど法律で決められているみたい。
だから、こんなに統一した街が作れるのね。
ええもの見せてもらいましたよ。
ただね、ここの周りの手すり、安全性っていうのは考えてないらしく、
こんなに高いところなのに、(クーポラの高さ91メートル)
腰くらいまでしかないの。(と記憶している、違ったらごめんなさい)
手すりにつかまってても、足震えちゃいます。
今思い出しても、下腹部がきゅーんとなる。
でもこれは登る価値ありです。
世界遺産にも登録されている、フィレンツェのシンボル。
しっかりと胸に焼き付けてきた。
そして、夜は、生演奏が聴こえる中、
テラス席でのディナー。
私は、定番のミートソースパスタ。
旦那さんは、塩味のリゾット。
こちらは、日が長く、19時くらいでもまだ夕方みたい。
ヴァイオリンの音が、また雰囲気にあっていて、ますますお酒が美味しかった。
ムードはやっぱり大事だね。
明日は、最終都市ベネツェアです。
つづく・・・